青色申告でいくら得する?

事業所得(収入−経費)を動かすと、あなたの節税額に変わります。 国税庁の税率表に基づく概算です(計算の前提)。

TAX SIMULATION ── 国税庁の速算表で計算

青色65万円控除まで取ると、税金は年間

153,827

白色申告のままと比べた目安(計算の前提

白色申告(控除なし)帳簿は単式でよい
598,466円
基準
青色 10万円控除単式帳簿+期限内に承認申請
576,214円
−22,252円
青色 55万円控除複式簿記+期限内申告
485,269円
−113,197円
青色 65万円控除複式簿記+期限内申告+e-Tax
444,639円
−153,827円

棒は税額。下に行くほど帳簿の手間が増え、そのぶん税金が減ります。

何を・どう計算しているか(全部開示)

試算しているのは「所得税(復興特別所得税込み)+住民税所得割」の年額を、 青色申告特別控除が 0円(白色)/10万円/55万円/65万円 の4パターンで計算した差です。 計算式は次のとおりで、すべて国税庁の原典に基づきます。

計算の過程(いまの入力値で)
ステップ白色(控除0)青色65万円控除
1. 合計所得金額事業所得 − 青色申告特別控除 + 給与所得
2. 基礎控除合計所得金額に応じた額(No.1199 の表)
3. 課税所得1 − 2(1,000円未満切捨・国税通則法118条)
4. 所得税3 × 税率 − 控除額(No.2260 の速算表)× 1.021(復興税)
5. 住民税所得割(合計所得金額 − 43万円)× 10%(標準税率)
合計(4 + 5)この差が「節税額」
使っている表(原典の写し)

所得税の速算表(No.2260・令和7年4月1日現在法令等)

課税される所得金額税率控除額
1,000円 〜 194.9万円5%0円
195万円 〜 329.9万円10%97,500円
330万円 〜 694.9万円20%427,500円
695万円 〜 899.9万円23%636,000円
900万円 〜 1,799.9万円33%1,536,000円
1,800万円 〜 3,999.9万円40%2,796,000円
4,000万円以上45%4,796,000円

基礎控除(No.1199・令和7〜8年分)

合計所得金額控除額
132万円以下95万円
132万円超 〜 336万円以下88万円
336万円超 〜 489万円以下68万円
489万円超 〜 655万円以下63万円
655万円超 〜 2,350万円以下58万円

給与所得控除(No.1410・令和7年分以降)

給与収入控除額
190万円以下65万円
〜 360万円収入 × 30% + 8万円
〜 660万円収入 × 20% + 44万円
〜 850万円収入 × 10% + 110万円
850万円超195万円(上限)

試算に含めていないもの

  • 住民税の均等割(定額のため差額に影響しません)と、自治体ごとの税率差。
  • 国民健康保険料。所得に応じて下がる場合がありますが、自治体差が大きいため含めていません。
  • 基礎控除以外の所得控除(社会保険料控除・配偶者控除など)。これらがある場合、実際の税額は表示より下がりますが、青色控除による「差額」への影響は限定的です。
  • 給与収入660万円未満の厳密な給与所得は所得税法別表第五で求めるため、計算式による概算とは千円単位で差が出ることがあります。

一般的な税額の試算であり、個別の税務相談ではありません。正確な金額は税務署または税理士にご確認ください。

出典: 国税庁 タックスアンサーNo.2260 所得税の税率No.1199 基礎控除No.1410 給与所得控除No.2072 青色申告特別控除(いずれも令和7年4月1日現在法令等・参照日 2026年8月31日)。 住民税所得割10%・基礎控除43万円は地方税法の標準税率・控除額によります。