CASE FILE No.03 ── 会計ソフト
開業freeeとマネーフォワードを両方入れて比べた(簿記が分かるかで変わる)
── 分かれ目は、簿記を知っているかどうかだった。
- 「freeeとマネーフォワード、結局どっちがいいの?」
- 「簿記を勉強していないけど、青色申告65万円は取りたい」
- 「比較記事はどれも「人によります」で終わっていて決められない」
会計ソフトを決めるために、開業freeeとマネーフォワードクラウド確定申告を 両方入れて触っています。無料期間で分かったところまでを書きます。 確定申告を1回通したら、実際どうだったかで書き直します。
※ 本記事には、アフィリエイト広告となる予定のリンクが含まれます。広告の方針
分かれ目は簿記の知識。知らないなら freee、分かるならマネーフォワード。65万円控除はどちらでも取れます。
結論から:分かれ目は簿記の知識
触ってみると、分かれ目は思っていたより単純でした。
| あなたの状況 | 向いていそうなソフト |
|---|---|
| 簿記を勉強したことがない | freee |
| 簿記3級程度の知識がある | マネーフォワード |
| 経理の実務経験がある | マネーフォワード |
| とにかく安く済ませたい | 後述(料金表を参照) |
触ってみた印象
開業freee:簿記を知らない前提で作られている
いちばん驚いたのが、借方・貸方という言葉が最後まで出てこないことでした。
「現金で払いましたか」「何に使いましたか」という質問に答えていくと、 裏側で仕訳ができています。簿記の用語を知らなくても最後まで進めます。
一方で、簿記が分かる人には遠回りに感じるはずです。
「この取引はこう仕訳したい」が決まっている人にとって、質問形式はかえって手数が増えるだけです。
マネーフォワード:簿記が分かる人向け
こちらは仕訳の画面が最初から出てきます。
借方・貸方が並んでいて、従来の会計ソフトに近い作りでした。
銀行・カードの連携は速く、明細の取り込みで待たされる感じがありませんでした。
連携できるサービスの数も多いという評判どおりの印象です。
比較表
操作性
| 項目 | freee | マネーフォワード |
|---|---|---|
| 想定ユーザー | 簿記を知らない人 | 簿記が分かる人 |
| 入力方式 | 質問に答える形式 | 仕訳を直接入力 |
| 簿記用語 | ほぼ出てこない | 普通に出てくる |
| 慣れるまで | 早い | 簿記の知識があれば早い |
| 慣れたあとの速さ | 質問形式のぶん手数が多い | 速い |
機能
| 項目 | freee | マネーフォワード |
|---|---|---|
| 銀行・カード連携 | あり | あり(連携先が多い) |
| レシート撮影 | あり | あり |
| 請求書作成 | あり | あり |
| スマホアプリ | あり | あり |
| 電子申告(e-Tax) | 対応 | 対応 |
料金について
料金プランは改定が入るため、必ず公式サイトの現在の価格を確認してください。 この記事に金額を書いても、読まれる時点で古くなっている可能性があります。
見るべき点は次の3つでした。
- 確定申告に必要な機能が、いちばん安いプランに含まれているか
- 請求書作成・給与計算などを別料金にしているか、込みにしているか
- 年額と月額で単価がどれくらい違うか
どうやって選んだらいいか
両方とも無料で試せるので、先に両方入れるのがいちばん早いというのが実感です。
比較記事を10本読むより、自分の銀行口座を1つ繋いでみるほうが早く判断がつきました。
3が重要でした。同じデータを入れると、画面の思想の違いがはっきり出ます。
もう1つ、実際に選んでみて分かった軸があります。 個人でマネーフォワードMEを使っているなら、MFが有力です。 画面の作法に馴染みがあり、家計と事業を同じ会社のサービスで揃えられます。
逆にどちらも初めてなら、簿記の知識で選ぶ最初の表に戻ってください。
簿記を知らない人向け
開業freee ── 質問に答えると仕訳ができる
- 借方・貸方という言葉が最後まで出てこない
- 質問に答える形式で仕訳が完成する
- 質問に答える形式が合う人はこちら
簿記が分かる人向け
マネーフォワード クラウド確定申告 ── 従来型で速い
- 仕訳を直接入力する従来型の作り
- 銀行・カード連携が速く、連携先が多い
- 私はこちら(パーソナルプラン)を契約しました
弥生について(公開情報の整理。まだ触っていないので比較には入れません)
会計ソフトのもう1つの定番が弥生です。私はまだ触っていないので上の比較表には入れず、 ここでは公式サイトの公開情報を整理しておきます(参照日 2026-09-02)。
個人事業主向けのラインアップは主に3つに分かれています。
| 製品 | 料金の建付け | 向いている人 |
|---|---|---|
| やよいの白色申告 オンライン | ずっと無料 | まず白色で始める人(後から青色に移行も可) |
| やよいの青色申告 オンライン | 初年度無料、以降有料プラン | 青色申告(65万円控除)を取りにいく人 |
| やよいの青色申告(デスクトップ版) | 買い切り型 | 昔ながらのインストール型に馴染みがある人 |
公開情報から分かる範囲のポイント:
- 「白色はずっと無料」は弥生だけの明確な特徴です。freee・MFの無料は試用期間なのに対し、白色オンラインは恒常無料。ただしこのサイトの読者は65万円控除を取りにいく人が多いはずで、その場合は青色オンライン(初年度無料)のほうが本命になります
- 青色オンラインも複式簿記・e-Taxに対応しており、65万円控除の要件は満たせます
- プランによるサポート(電話・チャット)の差や無料の詳細条件は、公式サイトで確認してください。この記事の方針どおり、変わりやすい料金の数字は書きません
触って分かる操作感(freee型の質問形式か、MF型の仕訳直接か)はまだ書けません。
無料期間を触ったら、この記事の比較表に3列目として追記します。
広告・未使用のため公開情報ベース
やよいの青色申告オンライン ── 初年度無料プランあり
- 初年度無料のプランが用意されている(条件は公式で確認)
- デスクトップ版からの歴史が長い定番ソフト
- 私はまだ未使用。触ったら比較表に追記します
よくある質問
途中で乗り換えられますか?
できますが、期中の乗り換えはデータの移行が発生するので手間です。
無料期間のうちに両方触って決めてしまうほうが結果的に早いと考えています。
簿記は勉強しなくていいのですか?
freeeを使えば当面は進められますが、数字を読む力は別途要るというのが今の理解です。
自分の事業が儲かっているかを判断するのは自分なので、簿記3級程度は追って勉強するつもりです。
弥生は比較しないのですか?
まだ触っていないので、比較表には入れていません(使っていないソフトを評価しない方針のため)。
公開情報から分かる範囲は本文の「弥生について」にまとめました。無料期間を触ったら比較表に追記します。
この記事は広告ですか?
アフィリエイトリンクを含みます。ただし、実際に自分で登録して触ったものだけを載せています。
触っていないソフトは、報酬の有無にかかわらず載せません。
まとめ(暫定)
- 分かれ目は簿記の知識があるかどうか
- 簿記を知らないなら freee、分かるならマネーフォワード
- 65万円控除はどちらでも取れるので、控除額では選べない
- 迷うなら両方の無料期間に登録して、同じ口座を繋いでみるのが最短
繰り返しになりますが、これは無料期間の第一印象です。
確定申告を1回通したら、実際どうだったかでこの記事を書き直します。

